多様性における宗教とは?

宗教観による生活の違い

世界的にグローバル化が進んできていますが、グローバル化するにあたって、重要になってくるのがダイバーシティつまり、多様性です。
現在日本では、洋服など様々なものを中国やベトナム、カンボジア、マレーシアなどの、主に工場や若い人材を集められるような場所に低コストで製作を依頼しています。そういった中でもマレーシアなどでは特にグローバル化が進んでおり、マレー人だけでなく中華系の人やイスラム系の人など様々な人種の人が住んでいます。

さまざまな国の人が住んでいるため、信仰する宗教も様々で、仏教を信仰している人もいれば、キリスト教やイスラム教を信仰している人もいます。
そのため、宗教の関係上、豚肉や牛肉を食べられない方もいますし、お酒を飲めない方もいます。

マレーシアの人は、幼いときから、異文化の人や人種、宗教が違う人と触れ合ってきているため、食事の際もお肉が食べられない人がいればその人に合わせてみんなお肉が入っていないものを食べるのが普通のようです。
また、イスラム教徒の場合は、金曜日のお昼の礼拝は特に重要なため、金曜日のお昼時間(ランチタイム)は、通常のお昼時間よりも長めになっているところが多くあり、イスラム教徒への配慮がされています。

日本の事情

宗教などが関係する祝日や休日も他の国とは少し違います。
日本では、大使館など外国人が多く集まる場所以外では、日本の休日に合わせるのが一般的ですが、マレーシアでは、パブリックホリデーと呼ばれる国が定めた休日があります。
このパブリックホリデーは、イスラム教、ヒンドゥー教、キリスト教、仏教のそれぞれの祝日が、パブリックホリデーつまり国の休日として、定められています。

パブリックホリデー以外にも、チャイニーズイヤーデイ(中国の旧正月)や各州によって祝日があったりもします。
マレーシアは、宗教に対する理解だけでなく、語学力の高い人が多くいます。
マレーシアでは、マレーシア語と英語が主な公用語とされていますが、今では、マレーシア語、英語、中国語(広東語、北京語(普通語)など)の3ヶ国語が公用語になってきていると言っても過言ではありません。

ただ、中国語の場合は、中国本土で使われている北京語(普通話)や上海語を喋れる中華系の人は少なく、香港や中国南部の地域で使われている広東語や烏龍茶の名産地である福建省の方言の福建語を喋る華僑の方が多いです。
とはいえ、北京語と広東語の両方を喋れる中華系の人も今ではたくさんいます。

中華系の人は、マレーシア語、英語、中国語ですが、インド系のマレーシア人などは、インドの公用語であるヒンディー語を喋れる方もいます。
マレーシアは宗教や言語などにおけるダイバーシティのある国です。