佐川印刷の取り組み

佐川印刷の会社概要

佐川印刷株式会社は、愛媛県松山市問屋に本社を置く非上場の中小企業です。
2017年度の「新・ダイバーシティ経営企業100選」および「はばたく中小企業・小規模事業者300社」を経済産業省よりダブル受賞しています。

この「新・ダイバーシティ経営企業100選」では、女性や外国人、高齢者、障害者(チャレンジド)といった人たちを活用し、かつ企業として発展していることが選定条件です。

創業は1947年12月で、現在までのところ社員数は90名となっています。
女性比率が高く、従業員の男女構成比が6:4であるというところからも、人材活用にもともと熱心な会社であるということが分かるでしょう。

会社としての事業展開は地元愛媛県が中心になっていますが、印刷事業やデジタルプリンティング事業といった本業部分の他に、地域活性化事業や広告事業、Web・IT系事業など新しい分野にも積極的に進出しています。

発祥地である宇和島市吉田町の歴史を紹介する出版物を独自に発行しているなど地元密着の事業展開をしており、人材を大切に育成しながらここまでの長い操業歴を営業してきたことが伺えます。

佐川印刷独自の取り組み

佐川印刷が行っているダイバーシティの取り組みとして、女性の活躍を念頭に置いた「ヒューマンステージ」というものがあります。

これは特にダイバーシティを行うという目標を掲げて行ってきたものというよりも、企業風土として自然に育成されていったものであるとしています。

現在地方都市においては急速な人口減少と少子化が進んでいますが、愛媛県においてもその状況は変わりません。

そこでいち早く人材不足に対応するために女性登用を積極的に進めてきたということが、企業風土としてのダイバーシティの醸成につながったと言います。

しかし今後はより一層社会としてのダイバーシティアクションが求められていくことから、具体的な方策として「職場風土改革」が掲げられました。

取り組み項目としては、「管理職層への研修の実施」として上司が部下に対してワークライフバランスやキャリア形成の指示を積極的に行っていくというようなことがあります。

さらに子育てと仕事を両立していくためにグループウェアを活用し、支援のためのアドバイザーを置くこととしています。

また労働者全体で職場の勤怠状況を見える化して残業時間の削減や有給休暇取得を促していくことも具体的目標です。

ダイバーシティによる人材活用をするというだけでなく、従業員全体が満足度の高い職場環境になっていくようにしていくということが、佐川印刷の取り組みというふうに言えます。

計画は平成27年8月1日~平成30年6月30日までの2年11ヶ月で企画をされていることも特長です。