安川電機の取り組み

安川電機の会社概要

株式会社安川電機(6506)は、北九州市に本社を置くロボット産業で有名な企業です。
2015年には創立100周年を迎えており、地元だけでなく世界に通用する有名メーカーとしての地位を確実なものとしました。

安川電機の創業は1915年ですが、当時より電動機(モータ)とその周辺機器を製造する企業として運営されてきました。

電動機器の重要性は年々高まってきており、創業時は炭鉱用モータが主力商品であったのに対し、現在ではロボット関連の機器が最も多く取り扱われています。

老舗企業でありながら時代のニーズに合わせて技術を進化させてきたというのが安川電機の特長で、世界のモノづくり品質を高めるため、現在もまた新しい技術の開発が行われています。

安川電機のコア技術となっているのは「モーション制御」「ロボット技術」「パワー変換」の3つで、そこから産業用ロボットやACサーボ、インバーターといった、私達の身の回りの重要な機器類の大半に関わっているものです。

本社のある北九州市黒崎には2015年からロボット村という大型の工場と展示場を建築しており、「安川電機みらい館」では学校や研究機関など一般の人も立ち入って、事業内容について詳しく説明してもらえるようになっています。

従業員数はグループ全体で14,632名おり、売上高は同じく連結で3,949億円(2017年3月期)と公表されました。

安川電機独自の取り組み

安川電機では、創業100年を迎えた2015年よりダイバーシティ推進を掲げています。
これは長期経営計画「Vision2025」によるもので、多様な人材の強みを活かす企業を目指していると明記しました。

このもととなっているのは同じく中期計画として提示されている「Realize100」というもので、既に展開が始まっている官民学連携のプロジェクトやグローバル化など、今後の発展のためには人材活用が欠かせないとしています。

もともと海外法人を設置していた安川電機では、現地採用におけるダイバーシティを実行してきたこともあり、さらに国際競争力を高めるための人材育成を目指すと宣言しているのです。

具体的な方策としてまずは最大マイノリティである女性の活躍推進を最優先課題としており、人種や国籍、年齢、性別、経歴にこだわらない人材登用を目指しています。

社長自ら従業員向けにダイバーシティのためのメッセージを発信する他、女性や中途入社者を対象にした対話集会を開催しています。

安川電機では女性社員の平均年齢が42.5歳となっており、これは子育て中や終えたあとにも勤務を続けることができていることを示していると言えるでしょう。

しかしながら女性課長層はわずかに4名にとどまっていることから、今後の女性管理職増加を目標にしています。