契約社員

期間が限定された雇用形態

契約社員とは会社から直接採用されて、期間が限定された契約を結ぶことが特徴となっています。
雇用期間が定まっている点が正社員との違いとなるのですが、法的に契約社員という概念があるわけではありません。
また、企業に雇用されて賃金を得ている人はみんな契約をしているため、契約社員という言葉は誤解を招きやすいです。

雇用期間は特定の条件を除けば一回の契約につき3年となっています。
基本的には専門的な業務について、企業が業務内容と雇用期間を特定した上で労働者と契約を結びます。
契約社員の数は増加しており、2010年度には300万人を超えているというデータがありました。

契約社員には正社員にはない特徴がいくつかあり、それによるメリットとデメリットが生じます。
正しく契約社員のことについて理解することが大切でしょう。

契約社員の特徴について

契約社員は女性が6割を占めているようです。
契約社員は退職金制度が設けられていないことがほとんどであり、待遇としては正社員よりも低くなっています。
社会保険の加入についてはほとんどが実施されており、待遇面の改善は徐々に進んでいます。

正社員とは異なりずっと働き続けられるわけではなく、最初に交わした雇用期間が終了すると、そこで契約を継続しない限りは雇用は終わります。
勤務内容については書面で明確に決められるため、給与や勤務時間、勤務日数、勤務地といった条件を明確にできます。
雇用期間の更新についてどのように取り扱うのかは、最初の契約時に確認できます。

健康保険や厚生年金は正社員と同じ扱いとなり、解雇予告や有給休暇、休日といったものに関しては正社員と同じ権利を得られます。
アルバイトとの違いについては、契約社員の場合には基本的にフルタイムの仕事を求められることが多いです。
契約社員は基本的には三ヶ月や半年、あるいは1年程度の短い期間での雇用契約となっています。

やむを得ない事情がない限りは、きちんと決められた期間で働き続ける必要があります。
その間は、使用者の方から解雇したり、あるいは労働者の方から退職することはできません。
事情もなく退職してしまうと、場合によっては損害賠償を請求されることがあるため気をつけましょう。

契約社員の中には一部に賞与を支給してくれる会社が存在します。
正社員と同等の扱いをしてくれる会社が少数ながら存在するため、探してみましょう。
そのような会社を選べば、キャリアを積むためのステップとして最適でしょう。

契約社員を選ぶ方の理由としては、自分のライフスタイルに合った働き方をしたい方や、正社員を目指している方が多いです。
好きな職業だけれども、正社員の道が険しいために契約社員として働くという方もいます。
きちんと正社員との違いを見極めることが大切です。