オフィスの環境変化でより良い働き方を

日本のオフィスはセンスが悪い?

日本のオフィス風景というと大きなフロアに机がずらりと平行に並べられ、奥に管理職の机がぽつんと置かれているというのが一般的です。

向かい合わせに並べられている机の上にはファイルや文房具がそれぞれに置かれており、常に前後左右から誰かに見られる環境におかれています。

好みはあるので人によって働きやすい・働きにくいという感覚はあるでしょうが、欧米における同規模のオフィスの風景と比べてみると、やっぱりどうも垢抜けないという印象が持たれます。

海外のオフィス事情はかなり進んでおり、一人ひとりが高いパフォーマンスを出しやすくするため配置や視線をかなり考えて配置しています。

個人のデスクがパーテーションで区切られていて作業を直接見られないようにしているのは当たり前で、中には「自分のデスク」という感覚をなくして自由に仕事環境を選べるようにしているところもあります。

こうした自由なデスクを選べるオフィスのことを「フリーアドレス」といいますが、これができるようになったのはWi-Fiやスマホといった無線通信が自由に使用できるようになったからです。

固定電話や紙面による書類管理を徹底的に排除することで、どこでも自由に仕事ができるというオフィス環境を実現しました。

邪魔な荷物がなくなり自由に移動ができるようになったことで、より社内でのコミュニケーションが活発化し、よけいな作業が発生しにくくなったというメリットもあります。

日本的オフィスはお互いがそれぞれ監視し合うことによって怠け防止をすることができますが、それはかえって社員一人ひとりの自由な発想を妨げる要因にもなってしまいます。

机が囲まれることで閉鎖的な気分にもなり、常に上司や同僚の目や会話を気にして働くパーソナル空間ゼロという環境を働きづらいと感じる人も多くいることでしょう。

オフィスの光源も作業効率に大きな影響

もう一つオフィスの環境ということで注意してもらいたいこととして「光源」の問題があります。
大きなフロアにデスクを列にして並べるという方法の場合、室内の光源は天井に同じく並列に配置された蛍光灯となります。

室内の蛍光灯は机の位置によって直接当たったり当たらなかったりすることから、それぞれのパソコン・モニターの見え方がかなり変わってきます。

案外意識されていないことが多いのですが、光源によってモニターを長時間見た場合の目の疲れ方はかなり違ってきます。

海外の住宅やオフィスでは間接照明が多く使用されていますが、あれはオシャレ目的ではなく、どのデスクも目に優しい光源が入るようにという工夫をしているのです。

理想的なオフィスの光源は、全体をほのかに明るくする光と、手元を明るくするという2ヶ所によって作られます。

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